松木氏の豚〜『こほろぎ嬢』クランクイン前夜
- 2006.05.14 Sunday
- 06:59
まったく久しぶりの書き込みとなりました。目下、鳥取県倉吉市関金温泉の国民宿舎「グリーンスコーレせきがね」と自炊宿泊施設「湯楽里」(ゆらり)に、スタッフが分宿しています。明日がいよいよクランクインで、これまでこのブログに向かう余裕など、毛ほどもありませんでした。昨夜、機材を積んだ2台のトラックと1台のロングバンが到着し、これから残りのスタッフが乗り込んでくるところです。
昨日は「地下室アントンの一夜」に登場する、松木氏の実験用の豚を、養豚場に選びに行きました。これで二度目の訪問ですが、施設内に立ち込める臭気に圧倒されながらも、生まれたての赤ん坊は可愛い。映画の中では、野外で大豚、動物学実験室で子豚を登場させますが、大豚の迫力に度肝を抜かれ、また専門家でも扱いが難しいということで、中ぐらいの大きさの豚にすることにしました。いささか残念ですが、イメージと撮影する現実との間には、おきな開きがありますね。
わたしは今回、現場で制作を担当していますが、昨日は弁当屋さんに発注する弁当の数を出そうとして、頭の中が極度の混乱状態になりました。役者を入れて20数名の規模ですが、それでもパートによって動きが違うので、いささか面倒なのです。
これからほとんど戦争状態となりますが、はたしてもう一度このブログに戻ることができるかどうか。下の写真は、大山の牧場の牛ですが、土田九作言うところの「識閾下動物心理学」における、実らぬ恋に煩悶する牛となれるでしょうか。
豚まみれ、牛まみれのロケ。ブロークバック・マウンテンみたい!
まず、ロケのことより以前に、ロケの真っ最中に、ご自分のHPの日記に書き込みをされるゆとりに感心しました。相当な経験を積まないとそんな気持ちのゆとりが持てないのではないかと・・。考えすぎですかね。
原作を読む限り、この世にはあまりいないような独特の感性というか雰囲気の女性がこほろぎ嬢と思ってしまうのですが、この役をどう演じられたのか、大変興味深いですね。
なにはともあれ、完成が待たれます。
山崎さん、当然、東京国際女性映画祭に出されますよね・・。
やみぃさん、miyoさん、くるめいわしさん、激励有り難うございました。応答は出来ませんでしたが、おおいに励まされました。感謝しています。
ひと足先に帰ってきました〜。睡眠時間はほとんどなかったのでは?朝早くから、現場での制作関係、本当に!お疲れ様です
また、アフレコで宜しくおねがいします
少ない経費で、最大の効果を出すというのは頭の痛いことだと思われます。
撮影現場をみれないのが、とても悔しいのですが・・。
7月のフォーラムを楽しみにしてます。
スタッフの皆様が、無事、ケガがなく撮影できますように。
エッ、もうけが人あり!?