2017/05

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先週から、老父とともに南会津に来ていたが、明日は帰京する。今回の主目的は、植物の雪囲い。杭を立てて、紐で縛るのだが、そんな作業をしていたら、雪が降ってきた。
雪が降っても、自転車で湯の花温泉の共同浴場に通った。雨で1日休んだだけ。11月ともなると、山里を訪れるハイカーやキャンパーはいない。ちらほら浴客が現れるだけ。わたしは毎日一人で長い時間、温泉に浸かっていた。贅沢な時間だが、村はこれで良いのか? 良いわけはないが、致し方ないのだろう。
自転車で通えるのも、今回が最後かもしれない。来月になったら、おそらく雪が積もって徒歩で通うことになる。自転車で20分、徒歩で45分だが、わたしはあまり苦にならない。
ロンドンの後に立ち寄ったダブリンで風邪をひき、東京にいる間は何となく引きずっていたが、南会津で復旧した感じ。父にあわせて1日3度食事をしていたら、肥ってしまった。炊事担当はわたしだが、食後の洗い物が毎回山のように出るのにはビックリ。わたし一人なら洗剤は使わず、タワシでこすり落とすのだが、父とはいえ他人なので、合成洗剤を使う。これがイヤ。指先の皮膚が薄くなっていくような気がする。
ダブリンでも持ち歩いていた「ダブリナーズ」読了。何十年ぶりに新訳で再読したが、以前は「ダブリン市民」だった。寒くて孤独な小人物たちの肖像。スペイン在住のマイミク、ミキさんの言うように、ダブリン市民がジョイスにこれを書かれて喜んだとは思われない。ほぼ1世紀を隔てたダブリナーズは、海外からの訪問者にとても親切だった。街中の各所に、ジョイスの肖像や通ったパブがある。ダブリン市民に辛辣な眼を向けた作家は、今や観光に貢献していた。
尾崎翠フォーラムの土井さんに依頼された書評原稿は仕上がらず、東京に持って帰ることになる。午後3時過ぎから温泉に行き、帰ってきたらビールを飲む毎日では、なかなか捗らなかった。ほぼ目途はついているので、来週頭には送稿する旨、メールしなければ。
帰京したら、次週には浜野組ピンクの撮影がある。ここでもわたしはおさんどん係で、またしても合成洗剤に悩まされることになる。こんな風に移動しているだけで、わたしの人生は終るのではないか。なんだか果敢ない気持ちになってきた。



<写真は山の小学校の夜の体育館。手ブレでこんな写真が出来上がった。背後に川と山を控え、真っ暗な中に明るく灯る光りは心温まるものがある>


comment

フリムンさま
苦虫? 多分、ぼくが偏屈ジジイ化してるせいでしょう。エンテツさんみたいに柔軟で明るく開放的な方向とは、まったく逆なんです。どうしてなんだろうね。

きょうこ様
お知らせ有り難うございます。mixiは以前のように自分の日記を表示しないので、分かりにくいです。
合成洗剤対策で、薄手のゴム手袋をつけたこともあるのですが、食器を洗う時って指先や掌の感触で確認しているんですね。きれいになった実感がないので、やむなく素手に戻りました。石鹸の洗剤も使ったことがあるのですが、汚れが落ちにくいと思ったのは、ぼくも洗剤信仰にハマッテるかもしれません。おかげでまだ指先がピリピリしています。
お風呂では髪も顔も体も同じ石鹸で洗うのですが、共同浴場に入ってきた少年の使うシャンプーやボディシャンプーの匂いが、鼻を刺すぐらい強烈で驚きました。

  • 2009/11/21 11:26 AM

こんばんは。1つ前の記事からmixiと連動してますよ!以前はmixiの日記からさらにblogにアクセスしていたのですが、今は直接来られます。それにしても、合成洗剤はつらいですね〜。私もケミカルなモノを使わなくなって長いので今は匂いだけでもやられてしまいます。とはいえ、人々の洗剤信仰は篤いですものね。myアクリルたわしとmy石鹸系洗剤を持ち歩く…のでは大変でしょうか。

  • きょうこ
  • 2009/11/20 10:47 PM

果敢ないが読めなかったバカでした。勉強になりました。…好きな写真です。最近、貴兄の文章をよんでいると、苦虫をかみつぶしたような顔が浮かびます。なんでなんだろう。

  • フリムン多田
  • 2009/11/20 6:00 PM









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