2017/08

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「人間の複雑さについて考えたことはあるか?」。解凍されたばかりの初期型ユニバーサル・ソルジャー、ドルフ・ラングレンは答える。「Yes」。うろたえる博士は「まさか! そんなことはありえない」。
静岡ロケハンに出発する前夜に、シネマート新宿で観た『ユニバーサル・ソルジャー・リジェネレーション』の1シーンだ。ユニソルなら、この猛暑にもめげず、闘い続けるだろう。

炎暑のなかの2日間の静岡ロケハンに引き続き、京都での1週間にわたる浜野監督特集。これは死のロードか? といったら、明らかに大袈裟だが、景色も揺らいで見える炎天下の京都では、街中を行く人々の数も、めっきり減ったようだ。
そのせいか、今回の興行の柱として期待した『百合祭』のお客さんが少ない。この蒸し器にでもすっぽり浸かったような、異様な蒸し暑さの中では、「老年の性愛」をめぐる映画を観ようなんて気が起こらないのかも知れない。
わたしは『百合祭』は、爽やかなシルバーの風が吹く映画だと思っているので、関西の皆さん、暑気ばらいに四条烏丸の京都シネマに足を運びませんか。  


<京都シネマは、地下鉄四条駅、阪急烏丸駅の上の「COCON KARASUMA」の3階にある>


<京都シネマには3スクリーンあり、浜野監督特集は一番キャパの多いシネマ1の、午後の時間帯に上映中>

昨日の監督トークでは、怪人ひびのまこと氏(関西クィア映画祭代表)が、クィア的な観点から『百合祭』の面白さについて熱っぽく語ってくれた。お客さんが少なかったのが、なんとも残念。
今日は、午後1時55分から、再び『百合祭』を上映し、午後3時30分からイダヒロユキ氏立命館大学非常勤講師・ジェンダー論)を迎えての浜野監督トーク。
そして、午後4時15分から『第七官界彷徨−尾崎翠を探して』の上映となる。何度も書いているように、『尾崎翠を探して』の観客の方もトークショーに参加できますので、早めにお出かけください。


<本町館の入り口付近。右端の殿山泰司風が社長さんで、帽子をかぶっているのが『ピンクリンク』編集人の太田耕耘キ氏。その隣の可愛らしい人は同紙製作映画の主演女優だ>

『百合祭』で老年の性と愛について考えるのも億劫な暑さなら、おそらく性の妄想を逞しくするのも妨げられる暑さでもあるだろう。本町館のほうのお客さんも少ないようだ。
館内のクーラーもフル稼働しているので、その騒音が響いて時にセリフが聞き取りにくいことがある。社長さんに聞くと、これ以上映画のボリュームを上げると、今度は近隣への騒音になるのだという。
館内ではスクリーンに向って右側にクーラーが付いているので、左側の前の方が映画の音声は聞きやすいのではないだろうか。
元気いっぱいなのは箕面市のTEAMヤミナベだけで、明日の夜の本町館ツアーにも複数人で参加してくるようだ。

年を喰ったドルフ・ラングレンとジャン=クロード・ヴァン・ダムの両雄の表情は、実に色っぽいが、冷凍されている間にもユニソルは年をとるのか? 冷凍保存されたら、体内の時間は止まるのではないか? わたしが目下気になってならないのは、ヴァン・ダムに頭を吹き飛ばされる直前に、ドルフ・ラングレンが言いたかった一言だ。時空を隔てて再会した宿敵に、ラングレンはいったい何を言いたかったのだろう。


comment

京都シネマ:地下鉄四条駅、阪急烏丸駅の上の「COCON KARASUMA」の3階←ここには3スクリーンあるんですか。このビルの1F?かにあったレストランで昼ご飯を食べた記憶があります。
京都・本町館:殿山泰司風が社長さんで、帽子をかぶっているのが『ピンクリンク』編集人の太田耕耘キ氏。「本町館の所在が解り難いです。これを書いている本日は、早くも水曜日、次に山崎さんがBlogに書くときに京都本町館がどこにあるのか、簡単な交通アクセスを一筆いれておかれた方がよいのではないでしょうか」

  • 春声@
  • 2010/07/28 12:31 PM









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