2017/03

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ヤマザキ組ピンクを来週撮影するが、つい先日、新館のオープンとともに閉館した上野オークラ劇場旧館を、ロケセットとして使うことになった。
ついては、映画を観ている観客のエキストラを募集することになった。撮影するのは、椅子に座って映画を観ているシーン、終わって場内が明るくなり、「つまんない映画だ!」「金返せ!」とか呟きながら立ち上がると、主人公がドアから入ってくるシーンなど。
若干の芝居はあるが、ふだん映画館で行っている動作をして頂ければ良い。


上野公園の西郷さんの銅像はご存じだろうか。その下に交番があるが、その先、不忍池に通じる路地の角に上野オークラ劇場旧館はある。路地の向かい側に新館ができているが(燦然と、今は輝かない)「ADULT MOVIES」「オークラ劇場」の看板を目指して頂きたい。
★9月13日(月)午後1時、上野オークラ劇場旧館集合。
★ギャランティ、交通費など一切なし。
★申し込み先=以下にメールをください。
sense-7@f3.dion.ne.jp
★調布での試写にご招待。


このエキストラ募集を、上野オークラ劇場のブログが紹介してくれたのだが、思いのほか申し込みがあった。
9月5日の記事だが、支配人やスタッフのみなさんの、同劇場の雄姿をフィルムに残したいという情熱には心打たれるものがある。映画館で仕事をしている人たちは、映画館そのものを愛しているのだというシンプルな原則を、改めて実感した。


しかし、今風の細かく仕切られたシネコンと違って、どーんと二階席まであり、三階に映写室のある構造は、いざ撮影するとなるとデカイなあ。
照明技師さんは「う〜ん」と唸り、撮影当日では間に合わないので、事前にセッティングを準備することになった。監督のわたしは楽しくて仕方がないが、撮影部、照明部の技師さんは唸りっぱなしだ。
数百円高い二階席に、今回初めて足を踏み入れたが、椅子の前が広くて、往時はここで何が行われていたか、想像を掻き立てられる。


旧館の裏には、猫が一匹住み着いていた。映画館の中に入ることはできないが、この広い敷地内に住む、たった一人の者。贅沢な話ではないか。達者でありたまえ。


ふだんは火の消えた旧館だが、今回は撮影時に一度だけ点灯してもらう。写真は、ロケハンの際にテストでネオンを点けたもの。昭和の香りがするね。
なお、今回の作品の公開タイトルは『奴隷飼育 変態しゃぶり牝』。内容を推測するには仮題の方が便利だが『ユニバーサル・マンゴー 男が女になる病気』では、やっぱり雲をつかむようなもの?


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