ツイッター始めたら、mixiもブログもさっぱり書かなくなってしまった。多くの人が似た傾向にあるようだ。時間とともに流れて行くツイッターだが、まとめて見ることもできる。やはり多くの人がやっているように、わたしもツイッターでブツブツ呟いたことを、ブログにまとめておこう。コピーしてみたら、これを読むのは相当つらい。時系列が逆向きだ。
しかし、実際にツイッターを眺める場合も、時系列を遡って読んで行くので、まあツイッター方式ということにしておこう。
福岡の『百合祭』上映までアップしているので、12月の前半をまとめてみた。ツイッターやってる人には馴染みだろうけれど、頭に@が付いているのは、その人とのやり取りの中で書かれた、その人向けの呟きです。
<南会津のわたしの部屋(二階)から見える街灯>
大澤本の本筋から逸れるが、窃視に関する記述は、三浦俊彦氏の大部な奇書『のぞき学原論』(三五館)を思い起こさせる。あんな変な本は見たことがない。どこかの大学教授の職を失わなかったのが不思議なくらい。『戦争論理学〜あの原爆投下を考える62問』(二見書房)も面白いのだが読みさしたまま。
12月15日
「神が、宇宙に対する窃視者だということを意味するだろう」「窃視者の欲望は、常識とはまったく逆に、むしろ他者に見られることの内にこそあるのだ。もう少し、繊細に言い換えれば、壁の小さな穴から覗き見るということは、他者のこちらへのまなざしを挑発する行為なのだ。見られるものなら見てみよ」
12月15日
花田を読んでると何度も量子力学の画期性について触れているが、こっちに基礎知識がないうえ、これから勉強しようという気もないので、何となく憶測するだけだった。この大澤本でアウトラインが、いくらか分かって来た気がする。もちろん量子力学が分かるわけではなく、社会的な変動の諸表現が。
12月15日
「ケプラーが惑星の軌道として『楕円』を、つまり中心を二つ有する軌道を見出したとき、円の呪縛は、やっと解けるのだ。それは<他者>をめぐる新しい感覚の登場でもあったはずだ」(大澤真幸『量子の社会哲学〜革命は過去を救うと猫が言う』)とても面白い。花田清輝の「楕円の思想」もここから来た。
12月15日
ミッキーさん、続いて22日と23日、名古屋でライブがあるとか。ここでも『百合祭』DVD置いてくれると。映画の撮影や落語なども多く、まったく驚異的な活躍ぶり。先日中目黒で『百合祭』の上映会があり、改めて「三好さん論」を書いてみたいと思ったばかり。ミッキーさん演じるC調爺さんだ。
12月15日
ミッキー・カーチスさんが『百合祭』のDVDを販売コーナーに置いても良いと言ってくれた東京會舘のディナーショーは、これだった。ミッキーさんの作品への愛情に感謝。http://www.kaikan.co.jp/event/dinnershow_101220.html
12月15日
Wi-Fiの便利さ知ったのは、この合宿の際。けっこう多くのスタッフがパソコン持って来たが、みんなでこのWi-Fiの電波を利用した。同じ宿舎内でも部屋が離れると届かない。広間でわいわい言いながらパソコン使っているのは楽しかった。体力、気力に余裕のある最初のうちだけだったけど。
12月15日
雪が降るとドコモのWi-Fiが時々途切れるようだ。村のケーブルTVのネット契約を打ち切ったのは早計だったか。『百合子〜』ロケの時に当初ソフトバンクのWi-Fi買ったが、島田市郊外の宿舎では電波が届かないことが判明。慌ててドコモと契約した。幸いソフトバンクの解約はスムーズだった。
12月15日
MICKEYCURTIS ミッキー•カーチス
あぁーやっとDVD発売!?! 八年ぐらい前に撮った浜野佐知監督の 「百合祭」旦々舎からやっと発売に なった(^。^)世界中でいろんな賞をもらってるのに日本の映画館には かからなかったのは残念!早すぎた? 年寄りの性の話しだからねぇー(^。^) 是非観てぇー名女優達囲まれて最高!
12月15日
南会津は予報通り朝から雪が降り続く。昨日バイクに乗って良かった。今日は自転車で、わたしのホームグラウンド湯ノ花温泉の共同浴場、湯端の湯に行こう。南会津に来る直前に頭を剃ったのは失敗だった。東京の冷気なら頭に染みて心地よいが、南会津の冷気は頭痛に近い。時々タオルをかぶっている。
12月15日
@tukinomichi 山椒漬けに使うニシンはからからに乾いたもの。海から遠い山村僻地の料理です。似た会津名物に棒タラ煮があります。生っぽいニシンは「かどイワシ」と呼ばれ、秩父の古老が「かどは口に入れてビリリと来る(腐敗が近い)ものでないと食べた気がしない」と語っていました。
12月15日
というのは一鍋料理と称し、作るのも洗うのも簡単で食材も数多く摂取できるメニューを試みていたからだ。鍋で作り食べて洗うのが一番合理的と思われた。しかし吉沢さんが指摘したように人の目をまるで意識しなくなった生活には問題があるだろう。未だにわたしは一鍋料理のバリエーションでしかないが。
12月15日
かつて『ニュー・フェミニスト・レビュー』という雑誌があり、何冊か興味ある特集を買ったが、どんな刺激的なエッセイや論文より、料理研究家の吉沢久子さんが「どんなに年をとっても鍋から直接食べることはやめましょうね」と書いていたのが、しみじみ身に沁みて未だに脳裏に刻まれている。
12月15日
いくらか酔ってカレー作り。東京の自室でカレー作ることなどないが、南会津に来ると定番。今回は一人だが、寒くなる前は老父が同行することが多く、カレーいっぱい作って献立考える手間を減らす。一人で食べると洗うべき食器は最小限だが、二人になると2倍ではなく、3倍4倍になるのが不思議だ。
12月15日
魚や肉は冷凍が多く、解凍されたものが見本みたいに並んでいる。ニシンの山椒漬けがパックになって売られていたのは嬉しかった。会津地方の特産品だ。帰りはまた霧雨になって、前輪のブレーキをかけようとしても指先が強ばってしまうぐらい寒かったが、ビール飲みながら食べるニシンの味は格別。
12月15日
「笑う納豆」ネーミンがいいでしょう? わたしの育った会津若松のメーカーだ。本日期限切れだが、わたしは納豆のプロなので2個買って40円(本来240円)。若干高級な卵も240円が120円。これも加熱すれば問題ない。東京のスーパーでは本日期限切れなんて見たことがない。
12月15日
多少無理してバイクで出かけたのは、檜枝岐には温泉以外に農協経営のスーパーがあるため。南会津町に合併した幾つもの村に比べて、檜枝岐はダム収入や観光収入があって経済的に豊からしい。農協スーパーで期限切れに近い食品が驚異的な値段で売られているのにビックリ。「笑う納豆」120円が20円!
12月15日
桧枝岐村の日帰り温泉「燧(ひうち)の湯」は素晴らしい。広々して深めの浴槽は、ぷんと硫黄の匂いがして、露天風呂も源泉掛け流し。洗い場もシンプルだが充実している。霧雨のなかスーパーカブで旧舘岩村からミニ・ツーリング。檜枝岐に着いたら陽が射して来た。冬の陽を受け幸せな温泉体験500円。
12月15日
@tatsuya_okayama 吉本教祖の威光もそうとう低下してるので、花田吉本論争自体、もう忘れられているのでは? 結論のないような、あるいは最初から結論があるような話を、二転三転しながら延々と辿って行く愉しみは、今の時代に合わないのだと思います。いつまでも読んでいたい!
12月14日
@tatsuya_okayama わたしはtatsuyaさんと出口氏の中間の年代ですが今でも花田ファンです。ちゃんと読み始めたのは亡くなってからで、再評価の掛け声も空しく、どんどん読者は減り、地方にいくと花田読者は一県に一人という笑い話もあります(図書館の貸出票で調べた人がいる)
12月13日
@tatsuya_okayama 「身につまされ感」というのは絶妙ですね。わたしはロカンタンに鬱陶しがられている、野暮ったい独学者の一挙手一投足に、どうも身につまされるものが。
12月13日
@tatsuya_okayama 思い出したわたしでさえ「進歩的」「進歩派」という言葉が確かに実在したのか検索してしまいました。今ではギャグですが当時自分から「わたしは進歩派で」なんて言ってたんだろうか。いたんでしょうね。生まれた南会津に時々戻ってくるわたしは退歩派です。
12月13日
@printempshunsei やっぱりカブなのですか。「被害軽微」でよかったですね。車の事故にはあんまり同情しないのですが、バイクの事故には胸が痛みます。南会津は冷たい雨が降っていて、路肩には残雪もあり、どうもわたしのスーパーカブ110は春まで出番がなさそうです。残念!
12月13日
@tatsuya_okayama 二人の関係が実際どうだったか興味深いですが、わたしは何も知りません。晩年のボーヴォワールが若きフェミニストと交わした討論(インタビュー?)を読んだことがあるような気がするのですが、忘れました。今は「嘔吐」を読んでいれば、それで十分なような気が。
12月13日
@tatsuya_okayama 「フェミ的論難」と書いたわたしが不正確でした。仏人と結婚した女医さんでしたが、サルトル&ボーヴォワールのパートナーシップが結局男に都合がいいものだったと憤っていたので、つい「フェミ的」としたので、怒りの根拠を深く伺ったわけではありません。
12月13日
@tatsuya_okayama 「古風」には唸りました。今では信じられないことですが、進歩派とか進歩的知識人といった言葉が大手を振って流通した時代があり、進歩的カップルとして尊崇されたのがサルトル・ボーヴォワールだったような気がします。進歩派も今や「古風」な退歩派?
12月13日
本日から南会津。今週いっぱいのつもりだったが、土曜に2件用事が入り、やむなく金曜帰京の予定。雪に埋もれる前にスーパーカブの500キロ点検したいが、販売店は峠を越えた向こうの町。雪が降っていたら来春になる。カブで定期点検なんて笑う人もあるだろうが、わたしはマジだ。
12月13日
@tatsuya_okayama 単純にサルトルの愛人問題でした。「自立的」な二人の関係が、もっとも「進歩的な」男女の関係だと思われた一時期が、日本にあったと思います。今では二人の性的なコネクションがずいぶん明らかになって、そんな一義的な批判は成立しないようですが。
12月13日
@tatsuya_okayama パリ在住の日本人女性がサルトルをフェミ的に論難したのは、ボーヴォワールとの関係が理想的な男女関係と思われたひとつの時代、ひとつの世代の反映、残照だろうと思われます。社会全体から言えば、むしろ少数派ではないでしょうか。
12月13日
@tatsuya_okayama わたしの高校時代にサルトルは最後の全盛時代だったので、かなりの年齢差がうかがわれます。近年パリ在住のインテリ女性(日本人)が口をきわめてサルトルを罵るのでビックリ。フェミ的に偽善者ということらしい。「嘔吐」は孤独な小人物たちが可笑しくて好きです。
12月11日
@dropoutcowboys 誰に対しても「愛してる」などと言ったことのない旧弊な自分。映画愛だとか本への愛だとか無媒介で言われるとあまりに平和すぎて、映画への憎悪、本への憎悪はないのかと言いたくなる。あ、方解石への愛だとか、イルカのリック・オバリーへの愛なら言えるかも。
12月11日
@dropoutcowboys 変な先入観植え付けたようで失敬しました。この手のフレーズは不意に現れてこそ。浜野監督作が主目的などといわず、荒木組の新作(地方では)を楽しんでください。文句を言ってるのは、わたしぐらいらしいので。
12月11日
yurikoyoshiko 映画『百合子、ダスヴィダーニヤ』
浜野組『百合子、ダスヴィダーニヤ』静岡ロケ報告(6)沼津倶楽部にて、をアップ。沼津市の高級宿泊施設+レストランです。数寄屋造りは大正時代に旧ミツワ石鹸の創業者が建てたもの。 http://d.hatena.ne.jp/hamanosachi/20101211/1292035199
12月11日
映画を愛する、本を愛する、こういう台詞に死ぬほどむかつくのは何故だろう。普通に映画も本も好きだけど。
12月11日
@tatsuya_okayama えっ? ロカンタン気取り? 明らかに今どき、まったく流行らないけど、わたしの「嘔吐」好きは、そのせい?
12月11日
@dropoutcowboys 申し訳ない。間違えた。「映画の力を信じる人へ」でした。タイトルは『義父相姦 半熟乳むさぼる」。急に思い出したけど「入り口はエロ、出口は感動」という台詞もありました。ヌケヌケとやるのが荒木監督ですが、わたしは映画の力を信じないし、出口はマンガです。
12月11日
@o_tsuka ちょっと霧がかかったような、煙幕張ったようなレンズはありますか? あっても買わないけど。
12月10日
眼鏡をかけて驚いた。すべてが近くに見え、みんな生々しい。会津高原駅の食堂の3種合体麺を、眼鏡をかけて食べようとした。食物の生々しさが眼前に迫って来て、人の生存はこれによって成り立っているのかと逃げ腰の気持ちになる。ちょっと距離を置きボンヤリ見えるぐらいが良いのかも。
12月10日
2年ぶりに頭剃る。以前は冬になると剃っていた。冷気が頭に沁み入って心地よい。改めて自らの顔面と対峙し、剥き出しでゲンナリする。何かカバーするものが必要だ。そうだ、眼鏡! 最近何か読むのに眼鏡が手放せないが、遠近両用になかなか慣れない。時々メマイする。これに慣れるしかない?
12月10日
「女哲学者テレーズ」の台詞をぱらぱら眺めたら、拙作の参考になりそうなフレーズが各所にー。まあ次回作いつのことやら分からないが、前回広げ過ぎて失敗した風呂敷すぼめ、実力応分につつましく再出発しようと、深夜飲みながらの自省。(気づけば前作は公開前。忘れて頂戴)
12月10日
荷風作とされる「四畳半・襖の下張り」もかつて読んだが、面白いとは思わなかった。それより今日買った同じく作者不詳の好色本「女哲学者テレーズ」の方が、よほどそそられる。たった一度「嘔吐」に触れたら人文書院がフォローしてくれて、同社のツイートで知ったもの。18世紀フランスの地下小説だ。
12月10日
やむなく荒木組「癒しの遊女 濡れ舌の蜜」上野オークラに観に行くつもりだが、どうもわたしはノスタルジックな下町情緒が苦手なのだ。わたしの場合、荒木監督作品の好悪がはっきり別れる。足立区のガソリンスタンドには感銘受けたが、映画を愛する人たちへ、では本人捕まえ何時間も苦情を言った。
12月10日
先日荒木太郎監督から電話があり、永井荷風「墨東綺譚」を原作にした映画が17日(金)から上野オークラでかかるので観てくれと言う。「癒しの遊女 濡れ舌の蜜」という作品。よほど自信があるのか、何か変な感想をわたしに言わせたいのか。残念ながら荷風も「濹東綺譚」も読んだことがない。
12月10日
いよいよ今回のデジタルリマスター版から抜け落ちたらしい「サンタ・サングレ」を観なければー。好きだったはずの「ホーリー・マウンテン」では拍子抜けしたが、難解風だった「エル・トポ」では大満足。何十年か前にビデオで観た記憶は、あまりに当てにならない。
12月10日
「お前は自己発見のためにガンを撃つが、俺は自己放棄(だったかな?)のためにガンを撃つ。お前に勝てるわけがない」(非常に不正確な引用)といった迷台詞に彩られているが、自分が存在しないことを証明するために自分で自分の腹を撃って死んでしまう老師に至っては、どっからもって来たのか?
12月10日
東洋哲学風のイカレタ問答は「ホーリー・マウンテン」と同様だが、簡潔で繰り返しがなく、えらく気持ちいい。エル・トポが対決し、騙し討ちを食わせる、彼より優れた4人のガンマン=預言者が魅力的だ。チリ生まれのロシア人であるホドロフスキー、南米にこの種の宗教的モデルはあったのか?
12月10日
冒頭でエル・トポと馬で沙漠を旅している裸の子供の股間にモザイク。てっきり女の子だと思ったおかげで、全体を誤解してしまったじゃないか。これは配給会社が映倫相手に闘えるケースだと思われるが、どうだろうか。最後に出てくるエル・トポJr.を、わたしは若き日のエル・トポと解してしまった。
12月10日
先日渋谷で観た「ホーリー・マウンテン」に続き新宿で「エル・トポ」観る。渋谷では3〜4人だったのが、今夜のK's cinemaは30〜40人の老若男女がつめかけビックリ。新宿のせいか「エル・トポ」のせいか? 非常に愉しい映画だった。何十年も前にビデオで見ているのだが、実に新鮮。
12月10日
@MICKEYCURTIS ご無沙汰しています。『百合祭』DVD、浜野組『百合子、ダスヴィダーニヤ』が製作に入る前やっと出来ました。すみません。急ぎお送りします。先日中目黒で『百合祭』上映会ありました。古くならない映画ですね。改めて「三好さん」論を書いてみたいと思いました。
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